2015年09月03日

Coffee Break詩編・145 主よ。川は、声をあげました。(詩編93編3節〜5節)




 主よ。川は、声をあげました。
 川は、叫び声をあげました。
 川は、とどろく声をあげています。(詩編93篇3節)

 ここでは、川が大国を象徴しているそうです。(新実用聖書注解・いのちのことば社)イスラエルは西にエジプト・ナイル川、東にバビロン・ユーフラテス川があって、それぞれ川によって発展してきた文明、国家でした。
 この強大な二つの文明の往来する地点にあるカナンは、聖書にある通り少数民族が入り乱れ、商人や軍隊が往来する文明の十字路でした。
 大国に挟まれ、小さな部族が戦いを繰り返しているカナンに相続地を得たイスラエルは、その地形的な条件により、いつも外敵との戦い、偶像との戦い、信仰の戦いを余儀なくされてきたのです。

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 逆巻く川のとどろきは、恐ろしいものです。岸の緑を水面に映してゆったりと流れている川が、大雨や嵐でたちまち増水して、とどろきながら石や木を押し流していく様子をみた捕囚の民・イスラエルの人たちは、恐怖に怯えたに違いありません。

 それでも、どんな時でも、神を思えば、恐怖は去るのではないでしょうか。祖のような川も主がお造りになり、川のとどろきも主がお許しになってから存在するのです。
 
 大水のとどろきにまさり、
 海の力強い波にもまさって、
 いと高き所にいます主は、力強くあられます。(4節)
 あなたのあかしは、まことに確かです。
 聖なることがあなたの家にはふさわしいのです。
 主よ、いつまでも。(5節)

 どんなあらしも、かならず過ぎ去ります。大水もやがては静まり、やがて、太陽が木々を照らし、その木々の緑が静かに水面に映される平和な時間が、戻ってきます。
 神が、すべてを支配しておられ、平和をおつくりになり、私たちを安心させて下さる日が来るのです。
 私は、自分がこのような神さまを見上げているのだと思うと、とこしえのいのちを信じ、平安にみたされるのです。

 ほんとうに、「主よ。いつまでも」です。





posted by さとうまさこ at 09:23| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする