2015年10月18日

Coffee Break詩篇・187 もっとも短い詩篇(詩篇117篇1節2節、)



 すべての国々よ。主をほめたたえよ。
 すべての民よ。主をほめ歌え。(詩篇117篇1節)
 その恵みは、私たちに大きく、
 主のまことはとこしえに至る。
 ハレルヤ。(2節)


 詩編の中で、もっとも短い詩だということです。すべての国々とその民、つまり全世界の人に、主なる神への賛美をお勧めしています。
 それは、主が、すべての人々に大きな恵みを下さっており、まことをもって接して下さっているからだと、書かれています。

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 伝道をするように促されて、「そこまでは出来ない」と思っている信徒は多いのです。礼拝も奉仕も献金も交わりも、要するに教会員としての基本的な役割には参加しているような「良い信徒たち」でも、「伝道」となるとためらいがあるのは事実です。愛餐会やクリスマスに友人知人を同行するくらいは何とかできる。けれども、イエス様の十字架、聖書が語る「救い」を宣べ伝えるとなると、「とうていできない」としり込みするのです。私もその一人かもしれません。

 その理由は、この詩篇の二節を忘れているからではないでしょうか。いえ。主が、自分に恵みとまことを下さっていることは、重々わかっているのです。ところが、まだ、キリスト教を知らない人は、「異邦人」みたいな気がして、宣べ伝えるのが不可能に感じたりするのです。
 ある時、まるで、キリスト教など知らない、聖書という言葉さえ聞いたことがない人に対しても、主が、「恵みとまことを下さっている」ということに思い至ったのです。

 天地はすべて神様のものなのに、ここでは、無神論者はもちろん、「悪人」でも「迫害者」でも「偶像を拝む者たち」でも、生存を許されているわけです。このことに気が付いたのは、聖書を読んだ結果です。
 イエス様は、キリスト教など全く知らない人たちの間で「神の国」宣べ伝え始められたのです。確かに、イエス様の説教を聞いていたほとんどの人たちは、ユダヤ教徒だったでしょう。つまり、天地を創造された唯一の神を信じていたのです。ですが、イエス様は仰せです。

 自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
 それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は良い人にの悪い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。(マタイの福音書5章44節45節)

 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈入れもしませず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養って下さるのです。あなたがたは鳥よりももっとすぐれたものではありませんか。(同6章26節)

 つまり、神は、悪い人にも良い人と同様に恵みを下さっている、また、人間のように神を知る可能性もない鳥や獣や草木にもめぐみは注がれていると、キリストは仰せなのです。
 
 こうした神の恵みの大きさを思う時、私たちの宣教の言葉は、あらゆるところで芽を出す可能性があるのではないでしょうか。





 
 

posted by さとうまさこ at 09:18| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする