2015年11月12日

Coffee Break詩篇・212 みことばにしたがって、私を生かしてください。(詩篇119篇153節〜160節)



 教会では、クリスマスの準備が始まっています。私は、聖書劇の奉仕に関わっていますので、降誕劇の台本作りをし、稽古に立ち会ったりしています。
 聖書劇の場合、台本を書いても、それは「自分の作品」だとは言えません。物語はすべて、聖書にあるからです。作者は神様なのです。私たちは、聖書の中のさまざまなドラマを、どのように拾い上げ、ある意味では食べやすく美しく、器に盛るかの工夫くらいでしょうか。それにしても、それゆえに、みことばの深みに足を踏み入れることができるのは、本当に感謝です。
 
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 キリスト降誕の物語は、クリスチャンならだれでも知っています。クリスチャンでない人の間でも、「処女マリヤが聖霊によって身籠った」話は知られています。
 マリヤの従姉妹のエリザベツが同時期に洗礼者ヨハネを懐妊するエピソードとともに、キリスト懐妊のいきさつが書かれたルカの福音書は、救い主到来の神秘を深く認識させるものです。
 私達人類にとって最上の日(クリスマス)の記録は単純に見えて、神様のメッセージが、そこからあふれ出てくる箇所ではないでしょうか。私たちをお造りになった父なる神が、罪に堕ちて御許から離れてしまった人間をふたたび連れ帰るために、御子(神ご自身)を犠牲にされるのです。これゆえ、私たちは神の愛を「知る」のです。

 神が私たちを御国に連れ帰って下さるという約束の実現を目の当たりにし、私たちは、神を賛美し、キリスト者として生きることになったと、思うのです。

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 私の悩みを顧み、
 私を助け出してください。
 私はあなたのみおしえを忘れません。(詩篇119篇153節)
 私の言い分を取り上げ、私を贖ってください。
 みことばにしたがって、私を生かしてください。(154節)
 救いは悪者から遠くかけ離れています。
 彼らがあなたのおきてを求めないからです。(155節)
 あなたのあわれみは大きい。
 主よ。あなたが決めておられるように、
 私を生かしてください。(156節)
 私を迫害する者と私の敵は多い。
 しかし私は、あなたのさとしから離れません。(157節)
 私は裏切る者どもを見て、
 彼らを忌みきらいました。
 彼らがあなたのみことばを守らないからです。(158節)
 ご覧ください。
 どんなに私があなたの戒めを愛しているかを。
 主よ。あなたの恵みによって、
 私を生かしてください。(159節)
 みことばのすべてはまことです。
 あなたの義のさばきはことごとく、
 とこしえに至ります。(160節)

 詩篇119篇153節〜160節の間に、「生かして下さい」ということばが、三度繰り返されています。149節にも「生かして下さい」が出てきます。
 これは、もちろん、狭い意味では、「捕囚後の困難な時代のイスラエルの民が、多くの敵に囲まれている状況」と見るべきでしょう。今、目前に命の危険が迫っているとか、乗り越えられない困難があるので、神に「生かして下さい」と申し上げているのです。

 しかし、英語(NAS訳)ではRevive(復活する)を使っています。
 聖書全体のメッセージは、罪に堕ちた人間の「神との関係の回復」です。これが、「本当のいのちの復活」であることを考えれば、この詩人が、願っていることはとても本質的で、預言的であると考えられるのです。






 

posted by さとうまさこ at 10:42| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする