2016年01月25日

Coffee Break箴言・33 正しい者はその友を探り出し(箴言12章23節〜28節)



利口な者は知識を隠し、
愚かな者は自分の愚かさを言いふらす。(箴言12章23節)

 「能あるタカは爪を隠す」「静かな流れは底が深い」ということわざがあります。
 ほんとうの知識や人格は、少しの時間ではわかりません。いつも自分をアピールしようとする人がいますが、自分を言葉で飾れば飾るほど、「愚かに見える」と箴言の著者は訓戒しています。

 王であったソロモンのもとにやってくる人たちは、みんな、何とか自分を王に売り込もうとして必死だったことでしょう。言葉巧みに知識を披露し、何とか王の心を掴もうとしたはずです。しかし、超一流の師匠から最高の教育を受けて育ったソロモンから見ると、多弁には、うんざりさせられることが多かったのではないでしょうか。
 
勤勉な者の手は支配する。
無精者は苦役に服する。(24節)

 勤勉を勧め、怠慢を戒めるのも、箴言の基調となる訓戒です。これは、古代イスラエルでなくても、現代でも、世界中で通用する普遍的な生活態度ですね。

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心に不安のある人は沈み、
親切なことばは人を喜ばす。(25節)

 現代は、しばしばうつが問題になりますが、気が沈むのは、古代の人の問題でもあったようです。それに対処する最良の薬は「親切なことば」だと言うのです。たしかに、効果がある「抗鬱剤」や簡単に「気晴らし」させるアルコールで、人は元気になるかもしれませんが、根本的な癒しは、「親切な言葉」を受けることでしょう。愛のある言葉で励まされた時、人は立ち直るのです。落ち込んでいる人に愛のある言葉を掛けることは、神様のみこころでもあるのでしょう。

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正しい者はその友を探り出し、
悪者の道は彼らを迷わせる。(26節)
無精者は獲物を捕えない。
しかし勤勉な人は多くの尊い人を捕える。(27節)

 26節27節は、言葉を変えて大切な訓戒を伝えています。「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、悪者の道には、「真の友」はいないのです。「尊い人」の心をとらえるためには、自分が「正しい人」であるべきなのでしょう。

正義の道にはいのちがある。
その道筋には死がない。(28節)

 正義にしばられない道は、ときに楽に見えたりするのです。しかし、「神の正義の道には、いのちがある」と言うのが、聖書のメッセージの基本です。

 イエスさまも仰せです。

 狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。(マタイの福音書7章13節)
 






posted by さとうまさこ at 10:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする