2016年02月05日

Coffee Break箴言・44 柔らかな答えは憤りを静める。(箴言15章1節〜6節)



 柔らかな答えは憤りを静める。
 しかし激しいことばは怒りを引き起こす。(箴言15章1節)

 唇や舌についての戒めが何度も出てきます。それというのも、舌で失敗する人が多いからではないでしょうか。激しい言い争いでも、始まりがあります。発端は小さくてもどこかで種火に油を注がれたように業火になるのです。また、最初から油をぶっかけて火を付けるように、怒鳴り込んでくる人がいるかもしれません。しかし、言い争いの火事を鎮めるのは、「穏やかな答え」であるのは事実でしょう。

 知恵のある者の舌は知識をよく用い、
 愚かな者の口は愚かさを吐き出す。(2節)

 柔らかな答えができるかどうかが「知恵」なのです。神の知識を用いれば、しぜんに穏やかな答えになるはずです。ふだん、どれほど繕っていても、怒鳴り声を出してこぶしを振り上げたとたん、彼(彼女)が愚か者であることがわかるのです。
 
 主の御目はどこにでもあり、
 悪人と善人とを見張っている。(3節)
 穏やかな舌はいのちの木。
 偽りの舌はたましいの破滅。(4節)

 「ボロが出る」ということばがありますが、それは結局、その人が神の前にある姿が出ることでしょう。神を信じてもいない人は、その傲慢さが出てくるのです。

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 愚か者は自分の父の訓戒を侮る。
 叱責を大事にする者は利口になる。(5節)
 正しい者の家には多くの富がある。
 悪者の収穫は煩いをもたらす。(6節)

 子どもに対する親の心配事の大きなものは、彼が経済的にきちんと暮らしていけるかどうかがあるでしょう。たしかな仕事を持つこと、倦まずに働くことを教えない親はいません。子どもに学歴を付けるのも、留学をさせるのも、特技や資格を付けてやるのも、子供が「仕事をして自立できるように」との親の願いではないでしょうか。

 親はお金の使い方についても教えます。豊かな収入があるに越したことはありませんが、それを正しく用いる知恵がないと、煩いをもたらすというのです。
 大金があって湯水のように使える人の回りには、蟻が甘いものに群がるように人が集まり、酒を勧めたり、あやしげな占いや、麻薬を勧めたりします。数日来ニュースになっている元プロ野球選手にも、誰かが、覚せい剤を売りつけたに違いないのです。
 しかし、もちろん、彼は誘惑を退ける知恵をもっているべきだったのです。

 誘惑のワナに堕ちない方法は、叱責を大切にする謙虚さ、神が見ておられるという絶対者への恐れです。


       ★聖書の引用は新改訳聖書を使っています。



posted by さとうまさこ at 10:17| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする