2016年03月07日

Coffee Break箴言・74 悪者のいけにえは忌みきらわれる。悪意をもってささげるときは、なおさらのこと。(箴言21章18節〜27節)



 悪者が正しい人のための身代金となり、
 裏切り者が直ぐな人の身代わりとなる。(箴言21章18節)

 口語訳では、この箇所は次のように訳されています。

 悪しきものは正しい者のあがないとなり、
 不真実な者は正しい人に代る。(口語訳聖書・日本聖書協会による)

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 争い好きで、うるさい女といるよりは、
 荒野に住むほうがまだましだ。(19節)

 男の中にも争い好きでうるさい人間はいると思うのですが、これは妻のことでしょうか。夫婦は「一体となる」のですから、それだけにその人格は人生に影響しますね。これは、悪い妻をもった男の悲鳴のように聞こえます。

 知恵のある者の住まいには、
 好ましい財宝と油がある。
 しかし愚かな者はこれをのみ尽くす。(20節)
 正義と誠実を追い求める者は、
 いのちと正義と誉れとを得る。(21節)
 知恵のある者は勇士たちの町に攻め上って、
 その頼みとするとりでを倒す。(22節)

 「勝者が戦いに勝って戦利品を取り」「財宝と油がある家は知恵のある者の住まい」「いのちや誉れがあるのは正義と誠実を追い求めた者」、
 このような因果関係には抵抗を覚える方もいると思います。
 箴言は、善因善果の世界です。これは、天地万物をお造りになり、人を楽園に置かれ、罪を犯した後は楽園から追放し、人が悪に傾くときには、容赦なく滅ぼされようとされる「[厳しい]聖書の神」のイメージと少し異なっています。箴言は、「人が人の幸福を願って」書かれた物なので、神の大きさや深さ、つまり世界観が少し狭いのではないでしょうか。
 しかし、逆に、安全に、誠実に生きたい人には多くの示唆が与えられています。

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 自分の口と舌とを守る者は、
 自分自身を守って苦しみに会わない。(23節)
 高ぶった横柄な者――その名は「あざける者」、
 彼はいばって、横柄なふるまいをする。(24節)
 なまけ者の欲望はその身を殺す。
 その手が働くことを拒むからだ。(25節)
 この者は一日中、自分の欲望に明け暮れている。
 しかし、正しい人は人に与えて惜しまない。(26節)

 自分の唇(舌)をコントロールすること、謙遜であること、働き者であることは、繰り返し勧められている美徳です。神の御心に沿った生き方をし豊かになる人は、人に惜しみなく与えることもできます。
 また、ささげ物を奮発することもできます。

 悪者のいけにえは忌みきらわれる。
 悪意をもってささげるときは、なおさらのこと。(27節)

 けれども、悪者といわれるような生活態度で得た富、さらに、ささげ物の目的に「悪意がある」場合、主はそのような人も、ささげ物も忌み嫌われるのです。






posted by さとうまさこ at 10:44| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする