2016年03月12日

Coffee Break箴言・79  耳を傾けて、知恵のある者のことばを聞け。 あなたの心を私の知識に向けよ。(箴言22章16節〜23節)


自分を富まそうと寄るベのない者をしいたげる人、
富む人に与える者は、必ず乏しくなる。(箴言22章16節)

 こんな人、いますね。弱い人からは奪い、強い人には媚びるのです。
お金だけではありません。ブラック企業が弱い立場の社員を酷使すること、安物の食品しか買えない人には、廃棄処分するはずだった食料がまわるなんてこともあり得ます。弱い人のプライドを奪って、相対的に自分を高くして自分のプライドを満足させる人もいます。同じ人が「富める人」には媚びて、お世辞を言ったり、贈り物をしたりします。
このような「打算」を神は見逃すはずがありません。かならず、彼を乏しくすると言われるのです。

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 耳を傾けて、知恵のある者のことばを聞け。
 あなたの心を私の知識に向けよ。(17節)
 これらをあなたのうちに保つなら、楽しいことだ。
 これらをみな、あなたのくちびるに備えておけ。(18節)

 私たちは勝手に大人になって行くのではなく、多くの人の手によって育てられてきたのです。親はもちろん、回りにいたすべての人が自分を導いてくれていたのです。ためになる言葉を教えてくれた人もいたし、身をもって親切や厳しさを示されたこともあったと思います。よい人に出あえた人は幸運ですが、どんな人との出会いや、どんな人のことばでもまず「傾聴」してみる価値はあるかもしれません。心を働かせてしっかりと聞いていれば、良いことばはおのずから身に染みていくのではなでしょうか。
 良いことばを蓄えて行き、必要な時に唇から出るようにしなさいと、教えています。

 あなたが主に拠り頼むことができるように、
 私はきょう、特にあなたに教える。(19節)
 私はあなたのために、
 勧告と知識についての三十句を書いたではないか。(20節)
 これはあなたに真理のことばの確かさを教え、
 あなたを遣わした者に
 真理のことばを持ち帰らせるためである。(21節)

 ここに言及されている30句については、22章22節〜24章22節を指す新実用聖書注解に解説があります。しかし、実際に数えてみて、どう区切れば30になるのか分かりませんし、専門家の間でもいろんな見解があるようです。(p882) 

 貧しい者を、彼が貧しいからといって、
 かすめ取るな。
 悩む者を門のところで押えつけるな。(22節)
 主が彼らの訴えを弁護し、
 彼らを奪う者のいのちを奪うからだ。(23節)

 22章16節を別の表現で現わしているのだと思います。貧しい者というのは、神の民イスラエルの間でも、かすめ取られたり、押さえつけられたりしたのでしょう。弱肉強食は人間の罪の性質ですから世界中どこでもあることです。ただ、主、神を恐れるイスラエルの民の間では、絶対者が弁護する、また、復讐して下さることが宣言されています。絶対者を恐れることで、悪にブレーキがかかるのです。

 まさに「主を恐れることは知識の初め」(箴言1章7節)です。







posted by さとうまさこ at 08:57| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする