2016年03月13日

Coffee Break箴言・80  あなたの先祖が立てた昔からの地境を移してはならない。(箴言22章24節〜29節)




 おこりっぽい者と交わるな。
 激しやすい者といっしょに行くな。(箴言22章24節)
 あなたがそのならわしにならって、
 自分自身がわなにかかるといけないから。(25節)

 なにが嫌と言っても、いつも怒っている人ですね。不平不満が熾火(おきび)のように心にくすぶっている人がいます。突然カッとなって激する人は、心の底に隠している燠が、小さな刺激で、とつぜん燃え上がるんですね。わずかな不満、相手の落度が彼(彼女)にとってガソリンとなるのです。そのような人と交わっていると、いつのまにか相手のやり方が移ってしまう可能性があります。人の本性は自己防衛のためにも、「右の頬をたたかれたら、たたきかえしてしまう」からです。
 イエス様の御命令、「右のほうを叩かれたら、左も向けなさい」は、なかなかできないことなのです。

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 あなたは人と誓約をしてはならない。
 他人の負債の保証人となってはならない。(26節)
 あなたに、償うものがないとき、
 人があなたの下から
 寝床を奪い取ってもよかろうか。(27節)

 子供の頃見た映画で、このような場面がありました。貧しい家に入ってきた借金取りが、病気で寝ている老婆の布団を持って行ってしまうのです。自分が借りた負債のために強引な取り立てにあっても悲惨ですが、保証人は同じ責任を負うのです。これは、箴言が書かれた時代はもちろん、現代も変わらないのです。

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 あなたの先祖が立てた昔からの地境を
 移してはならない。(28節)

 イスラエル人は、カナンに入った時、ヨシュアによって相続地の分配を受けました。
その多くはくじで決められました。神の御心をくじで求めたためです。神の決めた地境で
あれば、人が勝手にそれを動かすのは、神の御心に叛くことです。

 あなたの神、主があなたに与えて所有させようとしておられる地のうち、あなたの受け
継ぐ相続地で、あなたは、先代の人々の定めた隣人との地境を移してはならない。(申命記19章14節)
 「隣人の地境を移す者はのろわれる。」民はみなアーメンと言いなさい。(同27章17節)

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 じょうずな仕事をする人を見たことがあるか。
 その人は王の前には立つが、
 身分の卑しい人の前には立たない。(29節)

 ここでいう「じょうずな仕事」とは、誠実な仕事,「いい仕事をしてますねえ!」と専門家をうならせるような仕事のことでしょうか。工芸品を作るような人だけでなく、たとえば、受付でも、掃除でも、給仕でも、あらゆるジャンルでクオリティの高い仕事ができることは、しぜんと身分の高い人のところへ導かれます。
 ヨセフは奴隷に売られたのですが、仕事ぶりが洗練されていたので侍従長ポテファルの家の家政をすべて任されました。のちには王家の宰相になって王家の財産管理をすべて任される人になりました。ダビデは羊飼いでしたが、あたりに聞こえる琴の名手でしたからサウルの元に連れていかれました。ネヘミヤは、捕囚の民でしたが、王の献酌官でした。高い教養と語学力と分別があったからでしょう。
 賤しい身分から抜け出るためには、「良い仕事」をすることが、先であるかもしれません。







posted by さとうまさこ at 08:58| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする