2016年03月17日

Coffee Break箴言・84  あなたはすぐれた指揮のもとに戦いを交え、多くの助言者によって勝利を得る(箴言24章5節〜9節、T列王記12章4節〜12節)



 悪い者たちをねたんではならない。
 彼らとともにいることを望んではならない。(箴言24章1節)
 彼らの心は暴虐を図り、
 彼らの唇は害毒を語るからだ。(2節)

 家は知恵によって建てられ、
 英知によって堅くされる。(3節)
 部屋は知識によって
 すべて尊い、好ましい宝物で満たされる。(4節)

 悪事で成功しているように見えるものをねたんではならない。家を建てるのは、「知恵による」と言うのです。

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 知恵のある人は力強い。
 知識のある人は力を増す。(5節)
 あなたはすぐれた指揮のもとに戦いを交え、
 多くの助言者によって勝利を得る。(6節)

 知恵や知識のあるところには、勝利を導くすぐれた指揮もあります。
 ここは、ソロモンが王になる息子を念頭に置いたことばのようにも思えます。知恵のある多くの助言者を持つことで、勝利を得るというのです。
 じっさいには、ソロモンの王位を継いだレハブアムは、父のこのような助言に従うことができませんでした。

 ソロモンの死後、全イスラエルは、ヤロブアムを立ててレハブアムに要求を出しました。
「あなたの父上は、私たちのくびきをかたくしました。今、あなたは、父上が私たちに負わせた過酷な労働と重いくびきとを軽くしてください。そうすれば、私たちはあなたに仕えましょう。」(T列王記12章4節)
 すると、彼はこの人々に、「行って、もう三日したら私のところに戻ってきなさい」と言った。そこで、民は出て行った。(5節)

 レハブアムはこの時、家来の助言を求めるために時間を取ったのです。そのこと自体は王として正しかったのです。彼は、父ソロモンに仕えていた王宮の長老たちと、自分の取り巻きの若者たちとに助言を求めました。
 長老の意見は、「あなたが、この民のしもべとなって彼らに仕え、彼らに答え、彼らに親切なことばをかけてやってくださるなら、彼らはいつまでもあなたのしもべとなるでしょう。」と言うものでした。それに対して、世間知らずの若者たちは王に対して間違った助言をしました。

「私の小指は父の腰より太い。私の父はお前たちに重いくびきを負わせたが、私はお前たちのくびきをもっと重くしよう。」(同10節、11節)と言いなさいといったのです。
 レハブアムは結局、知恵のない者たちの助言に従いました。
 結果、イスラエルはダビデ王朝系統の南王国と、ヤロブアム率いる北王国に分裂してしまうのです。

 愚か者には知恵はさんごのようだ。
 彼は門のところで、口を開くことができない。(7節)

 さんごは、海のないイスラエル人にとって、めったに見ることもできない高価な宝物でした。愚か者にとって、知恵はさんごのような物だとたとえられているのです。

 悪事を働こうとたくらむ者は、
 陰謀家と言われている。(8節)
 愚かなはかりごとは罪だ。
 あざける者は人に忌みきらわれる。(9節)

 悪事を働いて陰謀を巡らせることは、神様の目からご覧になって「罪」だと断言されています。そのような者は、人から忌み嫌われるのです。神様が忌嫌われるのはもちろんです。つまり、「ねたむな」と24章1節の最初の言葉を受けているのです。






posted by さとうまさこ at 10:18| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする