2016年05月29日

Coffee Break 雅歌12 旗を掲げた軍勢のように恐ろしいもの。それはだれか。」(雅歌6章4節〜6章10節)



 わが愛する者よ。
 あなたはティルツァのように美しく、
 エルサレムのように愛らしい。
 だが、旗を掲げた軍勢のように恐ろしい。(雅歌6章4節)

 愛するがゆえに、相手を美しいと思うがゆえに相手を「恐ろしい」と思うのも、愛の真実な側面ですね。恋人は連れ合いの顔色を一所懸命見るのは、良い関係です.
 「いっしょにいて肩がこらないから」「ホッとするのよ」と言える相手になるかどうかは、愛が進んで行って、その先に来るものですね。愛を成長させて、やがて安息がくるなら理想ですが、最初から、「ぜんぜん気を使わない」のは、そこに、愛も恋もないのではないでしょうか。

 あなたの目を私からそらしておくれ。
 それが私をひきつける。
 あなたの髪はギルアデから降りて来る
 やぎの群れのよう、(5節)
 あなたの歯は洗い場から上がって来た
 雄羊の群れのようだ。
 それはみな、双子を産み、
 双子を産まない者は一頭もいない。(6節)
 あなたの頬は、顔おおいのうしろにあった、
 ざくろの片割れのようだ。(7節)

 「恋しあう相手同士」の間では、特別なエネルギーが発生するに違いありません。だから、「歯の浮くような言葉」も「あばたもえくぼ」も、当人同士にとっては真実です。もちろん、ソロモンや彼の妻は選ばれた人です、実際にも美しく、客観的にも賛美に値したことでしょう。

★★★★★

 王妃は六十人、そばめは八十人、
 おとめたちは数知れない。(8節)
 汚れのないもの、私の鳩はただひとり。
 彼女はその母のひとり子、
 彼女を産んだ者の愛する子。
 娘たちは彼女を見て、幸いだと言い、
 王妃たち、そばめたちも彼女をほめた。(9節)

 たくさんの妻妾がいる王にして、「私の鳩はただ一人」と言わせているのが、雅歌の主人公です。ライバルである大勢の王妃やそばめは、「彼女を見て幸いだと言った」のです。

 「暁の光のように見おろしている、
 月のように美しい、
 太陽のように明るい、

 王は繰り返します。
 
 旗を掲げた軍勢のように恐ろしいもの。
 それはだれか。」(10節)







posted by さとうまさこ at 08:40| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする