2016年06月26日

Coffee Breakエレミヤ書14、『私は罪を犯さなかった。』と言うから、今、わたしはあなたをさばく。(エレミヤ書2章35節〜37節)



 あなたは『私には罪がない。
 確かに、御怒りは私から去った。』と言っている。
 『私は罪を犯さなかった。』と言うから、
 今、わたしはあなたをさばく。(エレミヤ書2章35節)
 なんと、簡単に自分の道を変えることか。
 あなたは
 アッシリヤによってはずかしめられたと同様に、
 エジプトによってもはずかしめられる。(36節)

 北王国イスラエルは、19人目の王ホセアの時代にアッシリヤによって滅ぼされ、捕囚に連れ去られ、王国は崩壊しました。BC722年のことです。そのため、アッシリヤの脅威はユダ王国を直接襲いました。ユダ王国ヒゼキヤ王の時代、セナ・ケリブ、ラブ・シャケが、エルサレムを取り囲んだ話はU列王記18章19章に記録されているとおりです。

 戦っても勝ち目のない戦に直面して、ユダの王ヒゼキヤはアッシリヤに降参し、主の宮と王宮の宝物蔵にある銀を全部渡した。また、金を張り付けた主の本堂のとびらと柱から金をはぎ取り、これをアッシリヤの王に渡した。(U列王記18章14節15節)のです。
 それに対し、アッシリヤはかさにかかった行動に出ました。大軍を差し向けてエルサレムを囲んで全面降伏を迫ったのです。アッシリヤの王は、ヒゼキヤがエジプトとどこかで通じていると疑っていたのです。(U列王記18章20節21節)
 
 エジプトにより頼むというユダの姿勢を、主も咎めておられるのです。
 ユダを取り囲む政治情勢が過酷な中で、ユダ王国は、揺れ続けていたのでしょう。

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 人間の思いは、目先の政治情勢に揺れます。人間関係が目先の出来事にゆれ動くのと同じです。神の似姿に造られたはずの人間ですが、楽園を追放されたとたんに、汗を流して働かなければならなくなり、それでも「飢えから追われている」厳しい状況を生きなければなりません。人が相争うのは、楽園から追われた瞬間から私たちに負わされた宿命かもしれません。争う理由は、目先の損得感情です。
 
 今日でも、政治の争点は、結局、「損得感情」にあるように見えます。
 イギリスの「EU残留と離脱」問題は、けっきょく、国民の損得勘定に働きかけたのです。
 私には大きな経済問題は、理解を超えることが多いのですが、これも同様です。
 離脱は、英国経済にとってダメージであるとの解説と、離脱で昔の強い英国を取り戻すという考えが対立しています。
 でも、この今日的問題は、新しそうで古いのかもしれません。
 つぎの結論は、現代も、私たちが味わうに値するのではないでしょうか。

 そこからもあなたは、
 両手を頭にのせて出て来よう。
 主があなたの拠り頼む者を退けるので、
 あなたは彼らによって栄えることは決してない。(37節)








posted by さとうまさこ at 10:58| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする