2016年06月27日

Coffee Breakエレミヤ書15、あなたは、多くの愛人と淫行を行なって、しかも、わたしのところに帰ると言っている。 (エレミヤ書3章1節〜5節)



 もし、人が自分の妻を去らせ、
 彼女が彼のもとを去って、
 ほかの男のものになれば、
 この人は再び先の妻のもとに戻れるだろうか。
 この国も大いに汚れていないだろうか。
 あなたは、多くの愛人と淫行を行なって、
 しかも、わたしのところに帰ると言っている。
 ――主の御告げ――(エレミヤ書3章1節)

 聖書では、神様とイスラエルの関係が夫と妻の婚姻関係になぞらえられているのは、前にも書きました。そう考えれば、夫婦のあいだに問題が起こり、離婚が成立したら、それで関係は終わりになるというのも、理解できます。

 申命記では、一度、離婚状を渡されて離婚になった妻は、もう一度元の夫と再婚することを禁止しています。
 そのいきさつは、

 彼女が家を出て、行って、他の人の妻となり、
 次の夫が彼女をきらい、離婚状を書いてその女の手に渡し、彼女を家から去らせた場合、あるいはまt、彼女を妻としてめとったあとの夫が死んだ場合、
 彼女を出した最初の夫は、その女を再び妻としてめとることはできない。彼女は汚されているからである。(後略) (申命記24章2節〜4節)

 エレミヤ書3章の冒頭で神が仰せになっているのは、このような男女間がベースにあるからです。一度でも、他の男と交わった妻は「汚れている」のです。
 
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 目を上げて裸の丘を見よ。
 どこに、あなたが共寝をしなかった所があろう。
 荒野のアラビヤ人がするように、
 道ばたで相手を待ってすわり込み、
 あなたの淫行と悪行によって、この地を汚した。(2節)
 それで夕立はとどめられ、後の雨はなかった。
 それでも、あなたは遊女の額をしていて、
 ともしない。(3節)

 もちろん、ここで神様から叱られている女イスラエルは、一度の過ちのためではありません。何度も何度も、異なる男と交わったというのです。
 それでいて、罪を犯したという自覚がないのです。

 今でも、わたしに、
 こう呼びかけているではないか。
 『父よ。
 あなたは私の若いころの連れ合いです。(4節)
 いつまでも怒られるのですか。
 永久に怒り続けるのですか。』と。
 なんと、あなたはこう言っていても、
 できるだけ多くの悪を行なっている。」(5節)

 これでは、姦淫を犯し続けた女が開き直っている態度です。なぜ、いつまでも怒り続けるのですか。
 たしかに、このように自分の罪を「軽く」考える犯罪者は、情状酌量の余地はありませんね。
 罰せられたイスラエルとそれに続くユダの姉妹に対して、神の厳しい託宣が続きます。








posted by さとうまさこ at 10:57| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする