2016年06月28日

Coffee Breakエレミヤ書16、裏切る女、妹のユダは、心を尽くしてわたしに帰らず、 (エレミヤ書3章6節〜13節)


 
 ヨシヤ王の時代に、主は私に仰せられた。「あなたは、背信の女イスラエルが行なったことを見たか。彼女はすべての高い山の上、すべての茂った木の下に行って、そこで淫行を行なった。(エレミヤ書3章6節)
わたしは、彼女がすべてこれらのことをしたあとで、わたしに帰って来るだろうと思ったのに、帰らなかった。また裏切る女、妹のユダもこれを見た。(7節)

 エレミヤは、ヨシヤ王の治世の13年に、主から召命を受けました。(エレミヤ書1章2節)主のことばをエルサレムの人々に呼ばわれという御命令でした。(同2章2節)
 エルサレムの人とは、ユダの人々です。すでに北王国イスラエルがアッシリヤによって滅ばされていました。滅びはひたひたとユダに近づいていました。
 ユダも、そのアッシリヤの脅威を感じていたはずでした。しかし、困難が近づいているその理由を、真剣に考えてみなかったようです。彼ら約束の民が、何を約束されているのか、だれに約束してもらって、そこまで繁栄して来たかを、忘れるのでした。
 困難が訪れると、より頼まなければならない主を忘れ、偶像礼拝に走るのです。

 背信の女イスラエルは、姦通したというその理由で、わたしが離婚状を渡してこれを追い出したのに、裏切る女、妹のユダは恐れもせず、自分も行って、淫行を行なったのをわたしは見た(8節)
 彼女は、自分の淫行を軽く見て、国を汚し、石や木と姦通した。(9節)
 このようなことをしながら、裏切る女、妹のユダは、心を尽くしてわたしに帰らず、ただ偽っていたにすぎなかった。・・主の御告げ。・・」(10節)
 主はまた、私に仰せられた。「背信の女イスラエルは、裏切る女ユダよりも正しかった。(11節)

 これはどういうことでしょうか。偶像礼拝は、北王国イスラエルの方が、南のユダ王国より、はるかにひどかったのです。ヤロブアムがレハブアムに対抗して北王国を立てた時、民が、ユダの都エルサレムに行って礼拝するのを恐れました。底で、ダンとペテルに「金の小牛」を安置してこれを拝ませたのです。
出発点から間違っているのですから、ほかの偶像を拝むのも容易でした。そして、とうとう、イスラエルは主・神から離婚状をもらうことになってしまったのです。(BC722年北イスラエル王国崩壊)

 それに対し、主は、ユダ王国には望みを託しておられたのではないでしょうか。ユダ王国が、王制イスラエルの正統であることは明白でした。つまり、ダビデの家の子孫です。
 エルサレムには神殿があり、祭司制度も祭祀儀礼も引き継がれているはずでした。それにもかかわらず、ユダの王たちが堕落していくとき、主はユダの行いを「裏切り」と認定されたのです。

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ヨシヤ王は信仰復興を行ないました。主の宮を修理させ、その過程で、律法の書を発見されました。人々は、自分たちの主のことばを、書物によって確認することができたのです。(U列王記22章)

 王は主の宮に上って行った。ユダのすべての人、エルサレムの住民のすべて、祭司と預言者、および、下の物も上の者も、すべての民が彼とともに行った。そこで彼は、主の宮で発見された契約の書のことばをみな、彼らに読み聞かせた。(U列王記23章2節)
 ヨシヤはまた、バアルやアシュラの施設や器物をことごとく破壊し、偶像に仕える祭司たちを除き、神殿男娼や神殿娼婦の家を取り除き、ヤロブアムの造った「高き所を」破壊し、灰にした。(同23章4節〜21節)

 ヨシヤは徹底的に、偶像とその関連物を破壊したのです。

 ヨシヤのように心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くしてモーセのすべての律法に従って、主に立ち返った王は、彼の先にはいなかった。彼の後にも彼のような者は、ひとりも起こらなかった。(同25節)
 それにもかかわらず、マナセが主の怒りを引き起こしたあのいらだたしい行いのために、主はユダに向けて燃やされた激しい怒りを静めおうとはされなかった。(同26節)

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 マナセはヨシヤの二代前の王ですが、彼の行いは、取り返せないほどの悪だと主は仰せられたのです。その結果、エレミヤに授けられた預言は、つぎのように厳しいものでした。

  行って、次のことばを北のほうに呼ばわって言え。(エレミヤ書3章12節)
  背信の女イスラエル。帰れ。
  ――主の御告げ――
  わたしはあなたがたをしからない。
  わたしは恵み深いから。
  ――主の御告げ――
  わたしは、いつまでも怒ってはいない。
  ただ、あなたは自分の咎を知れ。
  あなたは自分の神、主にそむいて、
  すべての茂った木の下で、
  他国の男とかってなまねをし、
  わたしの声を聞き入れなかった。
  ――主の御告げ――(13節)








posted by さとうまさこ at 10:55| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする