2016年08月07日

Coffee Breakエレミヤ書56、罰せられる理由・マナセ。(エレミヤ書15章1節〜14節)




 主は私に仰せられた。「たといモーセとサムエルがわたしの前に立っても、わたしはこの民を顧みない。彼らをわたしの前から追い出し、立ち去らせよ。(エレミヤ書15章1節)

 エレミヤはイスラエルとユダの民のために、執り成しの祈りをしています。主は、それをすげなく退けられています。たとえ、「モーセとサムエルが主の前に立って同じ祈りをしても、聞き入れない」と仰せなのです。モーセとサムエルは、「神の選びの民」の歴史の中で、トップクラスの偉大なリーダーです。それは、なによりも神に大きく用いられ、神がつねにバックアップしておられた預言者と言う意味です。モーセは、神が「顔と顔を合わせて語られた」(出エジプト記33章11節)器でした。サムエルは、その預言を何一つ落とされなかったのです。(Tサムエル記3章19節)
 彼らは、信仰の巨人であり、神も心から彼らを愛され、用いられたのです。
 そのような二人が(同時に)神の前で執り成しても、主は、イスラエルの民を顧みないと言われるのです。
最悪のシナリオはもう避けられないようです。

 彼らがあなたに、『どこへ去ろうか。』と言うなら、あなたは彼らに言え。『主はこう仰せられる。
  死に定められた者は死に、
  剣に定められた者は剣に、
  ききんに定められた者はききんに、
  とりこに定められた者はとりこに。』(2節)
 わたしは四つの種類のもので彼らを罰する。――主の御告げ――すなわち、切り殺すために剣、引きずるため に犬、食い尽くし、滅ぼすために空の鳥と地の獣である。(3節)

 その理由として、ヒゼキヤの子マナセの偶像礼拝を上げられます。

 わたしは彼らを、地のすべての王国のおののきとする。ユダの王ヒゼキヤの子マナセがエルサレムで行なったことのためである。(4節)

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 神のさばきの言葉は続きます。

  エルサレムよ。
  いったい、だれがおまえをあわれもう。
  だれがおまえのために嘆こう。
  だれが立ち寄って、おまえの安否を尋ねよう。(5節)
  おまえがわたしを捨てたのだ、
  ――主の御告げ――
  おまえはわたしに背を向けた。
  わたしはおまえに手を伸ばし、
  おまえを滅ぼす。わたしはあわれむのに飽いた。(6節)

  わたしはこの国の町囲みのうちで、
  熊手で彼らを追い散らし、
  彼らの子を失わせ、わたしの民を滅ぼした。
  彼らがその行ないを悔い改めなかったからだ。(7節)
  わたしはそのやもめの数を
  海の砂よりも多くした。
  わたしは若い男の母親に対し、
  真昼に荒らす者を送り、
  にわかに、苦痛と恐怖を彼女の上に襲わせた。(8節)
  七人の子を産んだ女は打ちしおれ、
  その息はあえいだ。
  彼女の太陽は、まだ昼のうちに没し、
  彼女は恥を見、はずかしめを受けた。
  また、わたしは、彼らの残りの者を
  彼らの敵の前で剣に渡す。
  ――主の御告げ――」(9節)

 これらの言葉を、主はエレミヤの口を通して語られたのです。これほど厳しいことばを伝えなければならない預言者。エレミヤに対して、民の反応が怒りに満ちたものであったのは容易に想像がつきます。
 たとえ、祭司の家に生まれた青年であったとしても、神から召命を受けたにしても、他の人の目には、エレミヤは生意気な若造に写ったことでしょう。まして、耳に痛いことを告げるのです。よい感情をもたれるはずがありません。
 そこで、エレミヤは神に訴えます。

  ああ、悲しいことだ。
  私の母が私を産んだので、
  私は国中の争いの相手、
  けんかの相手となっている。
  私は貸したことも、借りたこともないのに、
  みな、私をのろっている。(10節)

 そこで、神は、エレミヤを慰めておられます。

  主は仰せられた。
  「必ずわたしはあなたを解き放って、
  しあわせにする。
  必ずわたしは、わざわいの時、苦難の時に、
  敵があなたにとりなしを頼むようにする。(11節)

 かならず、あなたは、「民からとりなしを頼まれるようになる」と約束して下さるのですが、それだから、とさらに預言を取り次ぐよう促されます。

  だれが鉄、北からの鉄や青銅を
  砕くことができようか。(12節)
  わたしは、あなたの財宝、あなたの宝物を
  獲物として、ただで引き渡す。
  それは、あなたの国中で、
  あなたが犯した罪のためだ。(13節)
  わたしはあなたを
  あなたの知らない国で敵に仕えさせる。
  わたしの怒りによって火がつき、
  あなたがたに向かって燃えるからだ。」(14節)

 ここでの「あなた」は、イスラエルとユダの民です。
 エレミヤは、この民のために、ひきつづき「とりなし」をするのです。








posted by さとうまさこ at 08:40| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする