2016年10月13日

エレミヤ書122 神のことばを聞かない者たち(エレミヤ書42章5節〜43章3章)



 ユダの残された民や将校ヨハナンたちは、エレミヤに、「神の御心を伺ってください」と頼んだのです。それはわずか十日前のことでした。

 「主が私たちの間で真実な確かな証人でありますように。私たちは、すべてあなたの神、主が私たちのためにあなたを送って告げられることばのとおりに、必ず行ないます。(エレミヤ書42章5節)」

 エレミヤが告げた、神のことばは次のようなものでした。

 『もし、あなたがたがこの国にとどまるなら、わたしはあなたがたを建てて、倒さず、あなたがたを植えて、引き抜かない。わたしはあなたがたに下したあのわざわいを思い直したからだ。(同10節)』

 エジプトに行ってそこに寄留しようと決心した者たちはみな、そこで剣とききんと疫病で死に、わたしが彼らに下すわざわいをのがれて生き残る者はいない。』(エレミヤ書42章17節)
 まことに、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。『わたしの怒りと憤りが、エルサレムの住民の上に注がれたように、あなたがたがエジプトに行くとき、わたしの憤りはあなたがたの上に注がれ、あなたがたは、のろいと、恐怖と、ののしりと、そしりになり、二度とこの所を見ることができない。』(18節)
 ユダの残りの者よ。主はあなたがたに『エジプトへ行ってはならない。』と仰せられた。きょう、私があなたがたにあかししたことを、確かに知らなければならない。(19節)
 あなたがたは迷い出てしまっている。あなたがたは私をあなたがたの神、主のもとに遣わして、『私たちのために、私たちの神、主に祈り、すべて私たちの神、主の仰せられるとおりに、私たちに告げてください。私たちはそれを行ないます。』と言ったのだ。(20節)
 だから、私は、きょう、あなたがたに告げたのに、あなたがたは、あなたがたの神、主の御声を聞かず、すべてそのために主が私をあなたがたに遣わされたことを聞かなかった。(21節)
 だから今、確かに知れ。あなたがたは、行って寄留したいと思っているその所で、剣とききんと疫病で死ぬことを。」(22節)

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 エレミヤの預言に対して、ヨハナンたちの反応は驚くべきものでした。
 
 エレミヤはすべての民に、彼らの神、主のことばを語り終えた。それは彼らの神、主が、このすべてのことばをもって彼を遣わされたものであった。(エレミヤ書43章1節)
 すると、ホシャヤの子アザルヤと、カレアハの子ヨハナンと、高ぶった人たちはみな、エレミヤに告げて言った。「あなたは偽りを語っている。私たちの神、主は『エジプトに行って寄留してはならない。』と言わせるために、あなたを遣わされたのではない。(2節)
 ネリヤの子バルクが、あなたをそそのかして私たちに逆らわせ、私たちをカルデヤ人の手に渡して、私たちを死なせ、また、私たちをバビロンへ引いて行かせようとしているのだ。」(3節)

 なんということでしょう。エレミヤの預言は「偽りだ」と難癖をつけるのです。あろうことか、エレミヤの書記バルクがエレミヤをそそのかしているのだ。というのも、バルクはバビロンの手先で、自分たちをバビロンに捕えさせようとしていると言いがかりをつけているのです。

 理由は明白です。
 彼等はエレミヤに、「祈って下さい」と言いながら、最初から、自分たちの結論は出ていて、エジプトに行きたかったのです。自分達の望む託宣が出なかったので、偽りだと神のことばに逆らうのです。
 彼らは、盲目になっています。その理由は、彼らが恐れに駆られているからです。今にもバビロンに捕えられるに違いないという恐怖が、彼等を狂わせてしまったのです。






posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする