2017年02月15日

エゼキエル書74 あなたは火のたきぎとなる。(エゼキエル書21章28節〜32節)



 人の子よ。預言して言え。神である主はアモン人と、彼らのそしりについてこう仰せられると言え。剣、一振りの剣が、虐殺のために抜き放たれた。いなずまのようにして、絶ち滅ぼすためにとぎすまされた。(エゼキエル書21章28節)

 アモンは、モアブ同様、遠い過去(創世記の時代)においてイスラエルと縁戚関係でした。ロトの姉娘の子孫がモアブで妹娘の子孫がアモンです。イスラエルの東に隣接していましたから、聖書にはしばしば登場して来ます。敵になったり味方になったりするのですが、彼らと同盟を結ぶことがあっても、それは、神の御心に沿うことではありませんでした。なぜなら、彼らも偶像を拝む国だったからです。
 ユダ王国の末期的状況の中で、BC593年にユダ王国はアモンと同盟を結んでいました。
しかし、ネブカデレザルは、アモンとエホヤキムに行く道の分岐点で、エルサレムへの道を取りました。

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 彼らがあなたにむなしい幻を見せ、あなたにまやかしの占いをするとき、その剣は汚れた悪者どもの首に当てられ、彼らの日、最後の刑罰の時が来る。(29節)
 剣は、さやに納められる。あなたの造られた所、あなたの出身地で、わたしはあなたをさばく。(30節)

 ここでの「彼ら」はアモン人のことです。アモン人も、バビロンの脅威を前にして、占いや偽預言者を頼りにしていたのです。その結果、アモンも滅ぼされるのです。
 新聖書辞典(いのちのことば社)には、次のような解説があります。
 ネブカデレザルはBC582年に、アモンの都ラバを攻略した。(エゼキエル25:1‐7) その後アモンの地はアラビヤ人の侵略を受けて、BC530年頃に国は滅亡した。

 わたしはあなたの上にわたしの憤りを注ぎ、激しい怒りの火を吹きつけ、滅ぼすことに巧みな残忍な者たちの手に、あなたを渡す。(31節)
 あなたは火のたきぎとなり、あなたの血はその国の中で流され、もう思い出されることはない。主であるわたしがこう語ったからだ。」(32節)

 ユダ王国はアモンとの同盟も空しく、「火のたきぎとなる」のです。
 これが、今回(エゼキエル書21章)エゼキエルに語られた主の預言でした。







posted by さとうまさこ at 09:55| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする