2017年04月25日

エゼキエル書140 エゼキエルが見たまぼろし――未来の神殿(エゼキエル書40章1節~4節)



 エゼキエルがまぼろしの内に見る神殿は、「ソロモンの神殿」と言われる最初の神殿(第一神殿)とは違います。未来(終末期)に現出す神殿です。エルサレムが陥落したとき、ソロモンの神殿は破壊され焼かれてしまっていたのです。(U列王記25章8節~10節)

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 神殿は、捕囚の民が遠く祖国を遠望しながら、一番切に思い描いていた場所だったかと思われます。彼らは、神の都エルサレム、とりわけその中心である神の神殿―神の臨在を、切実に願っていたのではないでしょうか。かつては、偶像礼拝をし、神から目をそむけて、人間的な保身にかまけて「選びの民」の責務を忘れていたかのような者たちは、イスラエルの山々――エルサレム――神殿に立ち返るまぼろしを、切実に思い描いていたかもしれません。イスラエルが回復するという預言の最後に、神がエゼキエルをイスラエルの高い山々に連れて行き、そこに新しい神殿を見させられたのは、当然のことだったと思われます。

 エゼキエルのまぼろしの神殿は、庭を取り囲むように塀があり、東と北と南に門がありました。東の門、聖所、至聖所と東西に並ぶ配置は、出エジプト記に記録がある幕屋以来変わらないものです。
 しかし、サイズは異なっています。

 彼は外庭にある北向きの門の長さと幅を測った。(エゼキエル書40章20節)
 それには両側に三つずつ控え室があり、壁柱も玄関の間も先の門と同じ寸法であった。その長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった。(21節)
 その窓も玄関の間もなつめやしの木の彫刻も、東向きの門と同じ寸法であった。七段の階段を上って行くと、その先に玄関の間があった。(22節)
 東に面する門と同様に、北に面する門にも内庭の門が向かい合っており、彼が門から門まで測ると、百キュビトであった。(23節)
 次に、彼は私を南のほうへ連れて行った。すると、そこにも南向きの門があり、その壁柱と玄関の間を彼が測ると、それは、ほかの門と同じ寸法であった。(24節)

 神殿の具体的な模型図を紹介して下さるサイトがいくつかありますが、ここでは、空知太栄光キリスト教会の銘形牧師のHPを、紹介させていただきます。わかりやすい解説もついています。ぜひ、ご覧ください。

「牧師の書斎」(エゼキエル書40章1節~49節)
http://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%A0%E7%A5%9E%E6%AE%BF%E3%80%80%281%29%20%E9%96%80%E3%81%A8%E5%A4%96%E5%BA%AD%E3%81%A8%E5%86%85%E5%BA%AD

 壁柱と玄関の間の周囲に窓があり、それはほかの窓と同じであった。門の長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった。(25節)
 そこに上るのに七段の階段があり、その先に玄関の間があった。その両側の壁柱には、なつめやしの木が彫刻してあった。(26節)
 内庭には南向きの門があり、彼がこの門から南のほうに他の門まで測ると、百キュビトであった。(27節)
 彼が私を南の門から内庭に連れて行き、南の門を測ると、ほかの門と同じ寸法であった。(28節)

 門の様子を見た後、エゼキエルはいよいよ神殿の玄関に入って行きます。

 その控え室も壁柱も玄関の間もほかのと同じ寸法で、壁柱と玄関の間の周囲に窓があった。門の長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった。(29節)
 玄関の間の周囲は長さ二十五キュビト、幅五キュビトであった。(30節)
 その玄関の間は外庭に面し、その壁柱にはなつめやしの木が彫刻してあった。その階段は八段であった。(31節)





posted by さとうまさこ at 10:51| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする