2017年04月26日

エゼキエル書141 未来の神殿の意味するもの(エゼキエル書40章32節~47節)



 次に、彼は私を内庭の東のほうに連れて行った。そこの門を測ると、ほかの門と同じ寸法であった。(エゼキエル書40章32節)
 その控え室も壁柱も玄関の間もほかのと同じ寸法で、壁柱と玄関の間の周囲に窓があった。門の長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった。(33節)
 その玄関の間は外庭に面し、両側の壁柱にはなつめやしの木が彫刻してあった。階段は八段であった。(34節)
 彼は私を北の門に連れて行った。それを測ると、ほかの門と同じ寸法であった。(35節)
 その控え室も壁柱も玄関の間もほかのと同じ寸法で、その周囲に窓があった。門の長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった。(26節)
 その玄関の間は外庭に面し、両側の壁柱にはなつめやしの木が彫刻してあった。階段は八段であった。(37節)


 エゼキエルが見たまぼろしの神殿は、今日的な意味でのまぼろし(幻視)ではありません。霊的な目で見えたものをまぼろしというのは、聖書の世界――神の国の約束事だと言えるでしょう。

 しかし、神殿は幕屋としてスタートしたときから、各部分のサイズは厳密正確に提示されています。建築物ですからサイズが重要なことは事実ですが、大切なのは、これが人間の建築士(建築事務所)から出された物ではないということでしょう。これらは、すべて神がお決めになり、幕屋と第一神殿、第二神殿までは、それを人間が建設したのです。それらがすべて破壊された後に、神が幻の神殿をエゼキエルにお見せになったのは、それがイスラエルの核心であるためでしょう。
 エゼキエルにより、神殿が回復されたと知った捕囚の民は、物理的な捕囚からの帰還の約束の先に、ほんとうの救いを見ることができたはずです。ここは、帰還によってたんに国土や環境が回復されることに希望を抱く民への神の配慮があるのかもしれません。

★★★★★

 門の壁柱のそばに戸のある部屋があり、そこは全焼のいけにえをすすぎ清める所であった。(38節)
 門の玄関の間には、全焼のいけにえ、罪のためのいけにえ、罪過のためのいけにえをほふるために、両側にそれぞれ二つずつの台があった。(39節)
 北の門の入口へ上って行くと、外側に二つの台があり、門の玄関の間の他の側にも二つの台があった。(40節)
 すなわち、門の片側に四つの台があり、他の側に四つの台があり、この八つの台の上でいけにえをほふるのである。(41節)
 また、全焼のいけにえのための四つの切り石の台があり、その長さは一キュビト半、幅は一キュビト半、その高さは一キュビトであった。その上に全焼のいけにえや、ほかのいけにえをほふるための道具が置かれていた。(42節)
 内側には、周囲に一手幅の縁が取りつけてあり、ささげ物の肉は台の上に置かれるようになっていた。(43節)

 新約の民である私たちは、イエス様が犠牲の羊となってくださったので、もはや動物の犠牲を携えていく必要はなくなったと「知って」います。ですから、このような設備は、聖書を書かれた神様から叱られるかもしれませんが、私には、ちょっと「旧態依然」と見えます。つぎに出てくる、祭司(制度)、犠牲を焼く祭壇も廃止されたと考えたいのです。

 彼は私を内庭に連れて行った。内庭には二つの部屋があり、北の門のわきにある部屋は南を向き、南の門のわきのは北を向いていた。(44節)
 彼は私に言った。「この南向きの部屋は、宮の任務を果たす祭司たちのためであり、(45節)
 北向きの部屋は、祭壇の任務を果たす祭司たちのためである。彼らはツァドクの子孫であり、レビの子孫の中で主に近づいて仕える者たちである。」(46節)
 彼が庭を測ると、長さ百キュビト、幅百キュビトの正方形であった。神殿の前には祭壇があった。(47節)

 イエスがお出でになるまでは、神に近づくのは厳格な手続きと、選ばれた祭司を通してしか行えないことでした。
 ここで、神様は、このようなモーセの律法以来の手順に沿った礼拝が失われてたことを、捕囚になっているイスラエル民に知らせられているのかなと、思うのですが。

 神殿の見取り図については、昨日に引き続いて、以下のサイトを参考にしていただければ幸いです。

「牧師の書斎」(エゼキエル書40章1節~49節)
http://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%A0%E7%A5%9E%E6%AE%BF%E3%80%80%281%29%20%E9%96%80%E3%81%A8%E5%A4%96%E5%BA%AD%E3%81%A8%E5%86%85%E5%BA%AD








posted by さとうまさこ at 11:10| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする