2017年05月06日

エゼキエル書149 今一度、リセットされる神の民――用いられる祭司ツァドクの子孫(エゼキエル書44章1節〜16節)



 主は、エゼキエルに未来の神殿の様子を正確に語り伝え、それらを民に伝えるように命じられました。新しい神殿は、祭壇の詳しい描写とささげ物規定を述べておわります。

 その後、みつかいはエゼキエルを東の門の外に連れてきます。

 彼が私を聖所の東向きの外の門に連れ戻ると、門は閉じていた。(エゼキエル書44章1節)
 主は私に仰せられた。「この門は閉じたままにしておけ。あけてはならない。だれもここからはいってはならない。イスラエルの神、主がここからはいられたからだ。これは閉じたままにしておかなければならない。(2節)
 ただ、君主だけが、君主として主の前でパンを食べるためにそこにすわることができる。彼は門の玄関の間を通ってはいり、またそこを通って出て行かなければならない。」(3節)
 彼は私を、北の門を通って神殿の前に連れて行った。私が見ると、なんと、主の栄光が主の神殿に満ちていた。そこで、私はひれ伏した。(4節)
 すると主は私に仰せられた。「人の子よ。主の宮のすべての定めとそのすべての律法について、わたしがあなたに告げていることをことごとく心に留め、それに目を注ぎ、耳を傾けよ。宮にはいれる者と、聖所にはいれないすべての者を心に留めよ。(5節)

 ここからは、宮で礼拝を司る祭司と君主についての規定が述べられています。

 あなたは、反逆の家、イスラエルの家にこう言え。神である主はこう仰せられる。イスラエルの家よ。あなたがたのあらゆる忌みきらうべきわざは、もうたくさんだ。(6節)
 あなたがたは、心にも肉体にも割礼を受けていない外国人を連れて来て、わたしの聖所におらせ、わたしの宮を汚した。あなたがたは、わたしのパンと脂肪と血とをささげたが、あなたがたのすべての忌みきらうべきわざによって、わたしとの契約を破った。(7節)
 あなたがたは、わたしの聖所での任務も果たさず、かえって、自分たちの代わりにわたしの聖所で任務を果たす者たちを置いた。(8節)

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 神である主はこう仰せられる。心にも肉体にも割礼を受けていない外国人は、だれもわたしの聖所にはいってはならない。イスラエル人の中にいる外国人はみなそうだ(9節)
 レビ人でも、イスラエルが迷って自分たちの偶像を慕って、わたしから迷い出たとき、わたしを捨て去ったので、彼らは自分たちの咎を負わなければならない。(10節)
 彼らは宮の門で番をし、宮で奉仕をして、わたしの聖所で仕えるはずなのだ。彼らは民のために、全焼のいけにえや、ほかのいけにえをほふり、民に仕えて彼らに奉仕しなければならない。(11節)
 それなのにレビ人たちは、民の偶像の前で民に仕え、イスラエルの家を不義に引き込んだ。それゆえ、わたしは彼らに誓う。――神である主の御告げ――彼らは自分たちの咎を負わなければならない。(12節)
 彼らは、祭司としてわたしに仕えるために、わたしに近づいてはならない。わたしのあらゆる聖なる物、または最も聖なる物に触れてはならない。彼らは自分たちの恥と自分たちの行なった忌みきらうべきわざの責めとを負わなければならない。(13節)
 わたしは彼らに、宮のあらゆる奉仕とそこで行なわれるすべての宮の任務を果たさせる。(14節)

 レビ人は、本来、神殿(幕屋)礼拝で、祭祀のいっさいを取り扱う仕事を割り当てられていました。12部族の内、他の11部族がすべて相続地を与えられ、牧畜や農業で暮らしを立てるようになったのに対し、レビ人には、相続地は与えられませんでした。レビ人の相続地は、「主ご自身に仕える」ことでした。ですから、民はレビ人のための十分の一を納め、レビ人の生活を支える義務がありました。また、レビ人は、下級祭司から、大祭司に至るまで、神礼拝を厳格に守り、民を導き、神聖政治国家イスラエルの中核を担う義務がありました。

 イスラエルとユダ王国が偶像礼拝に陥って乱れていったことに対しては、レビ人たちの不義が何よりも責められるべきでした。神殿に偶像があふれるといった状況に対して、レビ人たちは、いのちを懸けても抵抗しなければいけなかったのです。
 しかし、主から、その使命を行なったと認められたのは、一氏族・ツァドクの子孫――だけでした。

 しかし、イスラエル人が迷ってわたしから離れたときもわたしの聖所の任務を果たした、ツァドクの子孫のレビ人の祭司たちは、わたしに近づいてわたしに仕え、わたしに脂肪と血とをささげてわたしに仕えることができる。――神である主の御告げ――(15節)
 彼らはわたしの聖所にはいり、わたしの机に近づいてわたしに仕え、わたしへの任務を果たすことができる。(16節)








posted by さとうまさこ at 10:44| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする