2017年05月10日

エゼキエル書153 神ご自身による相続地の再分配(エゼキエル書45章1節〜9節、Tサムエル記8章11節~20節)



あなたがたがその地を相続地として、くじで分けるとき、その地の聖なる区域を奉納地として主にささげなければならない。その長さは二万五千キュビト、幅は一万キュビト。その周囲の全域は聖なる地である。(エゼキエル書45章1節)
このうち、縦横五百キュビトの正方形を聖所に当て、その回りを五十キュビトの空地にしなければならない。(2節)
先に測った区域から、長さ二万五千キュビト、幅一万キュビトを測れ。そして、その中に聖なる至聖所があるようにせよ。(3節)
これは国の聖なる所である。これは、聖所で仕え、主に近づいて仕える祭司たちのものとしなければならない。ここを彼らの家の敷地とし、聖所のために聖別しなければならない。(4節)
長さ二万五千キュビト、幅一万キュビトの地は、宮で奉仕をするレビ人のものとし、二十の部屋を彼らの所有としなければならない。(5節)
聖なる奉納地に沿って、幅五千キュビト、長さ二万五千キュビトを町の所有とし、これをイスラエルの全家のものとする。(6節)
君主の土地は、聖なる奉納地と町の所有地との両側にあり、聖なる奉納地と町の所有地に面し、西側は西のほうへ、東側は東のほうへ延びている。その長さは一つの部族の割り当て地と同じで、この国の西の境界線から東の境界線にまで及んでいる。(7節)
これがイスラエルの中の彼の所有地である。わたしの君主たちは、二度とわたしの民をしいたげることなく、この地は部族ごとに、イスラエルの家に与えられる。(8節)

新天新地で、もう一度イスラエルの民の相続地の分配が命じられています。これは、サイズまできっちりと指定されていて、ヨシュア記で、相続地の分配をしたときとは、まるで異なる厳格さです。

それぞれの部族の土地の場所や境界線は48章に記されています。北から順番に、ダン族、アシェル族、ナフタリ族、マナセ族、エフライム族、ルベン族、ユダ族、祭司たちのために聖別された地(レビ族)、ベニヤミン族、シメオン族、イッサカル族、ゼブルン族、ガド族と整然と区分けされています。じっさいに神によって再分配された土地が示される意味は、神の御計画の完成のために必要だったのでしょう。

最初の相続地分配(ヨシュア記)はくじで分けたとはいえ、時の流れ、部族の強弱や都合に合わせて、取られた場所もあります。また、土地そのものが、自然のままのであり、しぜんの国境や土地の性質も異なっていました。荒れ地や僻地は大きく取られ,また、民の指導者がいたユダ、ベニヤミン、エフライムなどは、カナンの中央部を相続地としました。

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 しかし、イスラエル王国が乱れ、外国に攻められる原因となったのは、王たちの政治に公儀と正義がなかったからだと考えられます。

 神である主はこう仰せられる。イスラエルの君主たちよ。もうたくさんだ。暴虐と暴行を取り除き、公義と正義とを行なえ。わたしの民を重税で追い立てることをやめよ。――神である主の御告げ――(9節)

 最初、王制を求めるイスラエルの民に、サムエルは、神のことばを伝えています。

 (王は)あなたがたの穀物とぶどうの10分の1を取り、それを自分の宦官や家来に与える。
 あなたがたの奴隷や、女奴隷、それにもっともすぐれた若者や、ロバを取り、自分の仕事をさせる。
 あなたがたの羊の群れの10分の1を取り、あなたがたは王の奴隷となる。
                   (Tサムエル記8章11節~20節抜粋)

 実際、イスラエルが南北に分裂した直接のきっかけは、ソロモンの民への重税でした。主が、警告しておられたとおり、王はイスラエルを縛る縄目となったのです。








posted by さとうまさこ at 11:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする