2017年08月10日

ホセア書15 エフライムとユダへの警告2(ホセア書5章13節〜15節)



  エフライムがおのれの病を見、
  ユダがおのれのはれものを見たとき、
  エフライムはアッシリヤに行き、
  大王に人をつかわした。
  しかし、彼はあなたがたをいやすことができず、
  あなたがたのはれものを直せない。(ホセア書5章13節)

 神はエフライム人ヤロブアムにイスラエル人の10部族を与えて、北王国を建てさせられました。これは、直接的にはソロモンの罪の結果です。(T列王記11章1節〜13節) ソロモンの子レハブアムは、神のみ怒りを思い止まっていただくほどの名君ではありませんでした。多くの貴族の若者に囲まれた世間知らずの王様でしたから、宮廷の老臣たちのアドバイスを聞かず、みずから北イスラエルとの溝を確定的なものにしてしまいました。
 以降、南北に分かれたイスラエル国家は弱体化の一途をたどるのです。北方や東方から興る強国の脅威に脅かされ続けることになります。

 イスラエル王国を脅かしたのは、最初イスラエルの東北に興ったアラムでした。北王国はアラムと同盟し、あろうことかユダのエルサレムに攻めてくるのです。(イザヤ書7章1節〜)
 これに対して、ユダの王アハブがアッシリヤに救援を求めるのです。エフライムも最終的にはアッシリヤに屈するのですが、けっきょくアッシリヤに攻められてサマリヤは陥落し、北イスラエルの民はアッシリヤの支配地域に捕え移され国は滅亡します。(U列王記18章9節〜11節) 苦難の時に、アブラハム以来、イスラエルの民を育成して下さった自分たちの神・主により頼まず、目先の強国に頼って偶像礼拝をした結果が滅亡だったのです。

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 驚くべきことに、主は、このイスラエルとユダの苦境を、主ご自身が獅子のように彼らを引き裂いたからだと仰せです。
 万軍の主である方に信頼しなかったゆえに、主は、去ってしまわれ、同時にそれがイスラエル・ユダの国の敗北に結びついています。

  わたしは、エフライムには、獅子のように、
  ユダの家には、若い獅子のようになるからだ。
  このわたしが引き裂いて去る。
  わたしがかすめ去るが、
  だれも助け出す者はいない。(14節)

 ふたたび、イスラエルの民が「主を慕い求めるまで」助け出す者がいない国、それがイスラエルです。
主の要求しておられることははっきりしています。







  彼らが自分の罪を認め、
  わたしの顔を慕い求めるまで、
  わたしはわたしの所に戻っていよう。
  彼らは苦しみながら、わたしを捜し求めよう。(15節)

posted by さとうまさこ at 10:31| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする