2015年12月02日

Coffee Break詩篇・231 その恵みはとこしえまで(詩篇136詩篇1節〜26節)



 詩篇136篇は、見るからにリズミカルな体裁の整った歌です。詩の前半を特定の人が、「その恵みはとこしえまで。」という後半部分の繰り返しを、礼拝者全員が歌ったとも考えられますが、実際にどのように歌ったかは、専門家の研究でもまだよくわからないそうです。(新実用聖書注解・いのちのことば社)
 内容的には、詩篇135篇と似ています。
 初めに主のまことといつくしみを讃え、感謝しています。

 主に感謝せよ。
 主はまことにいつくしみ深い。
            その恵みはとこしえまで。(詩篇136篇1節)
 神の神であられる方に感謝せよ。
             その恵みはとこしえまで。(2節)
 主の主であられる方に感謝せよ。
            その恵みはとこしえまで。(3節)

 同時に、天地をお造りになった方の大いなる不思議を讃えます。

 ただひとり、大いなる不思議を行なわれる方に。
            その恵みはとこしえまで。(4節)
 英知をもって天を造られた方に。
            その恵みはとこしえまで。(5節)
 地を水の上に敷かれた方に。
            その恵みはとこしえまで。(6節)
 大いなる光を造られた方に。
            その恵みはとこしえまで。(7節)
 昼を治める太陽を造られた方に。
            その恵みはとこしえまで。(8節)
 夜を治める月と星を造られた方に。
            その恵みはとこしえまで。(9節)

 つぎに、選びの民イスラエルの出エジプトに目を向けます。

 エジプトの初子を打たれた方に。
            その恵みはとこしえまで。(10節)
 主はイスラエルをエジプトの真中から連れ出された。
            その恵みはとこしえまで。(11節)
 力強い手と差し伸ばされた腕をもって。
            その恵みはとこしえまで。(12節)
 葦の海を二つに分けられた方に。
            その恵みはとこしえまで。(13節)
 主はイスラエルにその中を通らせられた。
            その恵みはとこしえまで。(14節)
 パロとその軍勢を葦の海に投げ込まれた。
            その恵みはとこしえまで。(15節)

★★★★★

 イスラエルは、シナイで主と契約を結んだ後、荒野の旅に出るのです。荒野でも様々な苦難があり、民が主に叛くこともありました。しかし、彼らが「荒野の四十年」を乗り切ってヨルダンを渡り、約束の地にはいることができたのは、ひとえに主が守り導いて下さったからです。

 荒野で御民を導かれた方に。
            その恵みはとこしえまで。(16節)
 大いなる王たちを打たれた方に。
            その恵みはとこしえまで。(17節)

 北上してくるイスラエルの前に、ヨルダン川の東岸にある国々、エドム、モアブ、パシャン・オグなどの国々が立ちはだかっていました。彼らはさまざまな計略を使ってイスラエルの前進を阻みましたが、主が、彼らを打ち負かして下さったのです。(民数記35章)
 それらの国の跡地は、ガドとマナセの半部族の相続地となったのです。

 主は力ある王たちを、殺された。
            その恵みはとこしえまで。(18節)
 エモリ人の王シホンを殺された。
            その恵みはとこしえまで。(19節)
 バシャンの王オグを殺された。
            その恵みはとこしえまで。(20節)
 主は彼らの地を、相続の地として与えられた。
            その恵みはとこしえまで。(21節)
 主のしもべイスラエルに相続の地として。
            その恵みはとこしえまで。(22節)
 主は私たちが卑しめられたとき、私たちを御心に留められた。
            その恵みはとこしえまで。(23節)
 主は私たちを敵から救い出された。
            その恵みはとこしえまで。(24節)
 主はすべての肉なる者に食物を与えられる。
            その恵みはとこしえまで。(25節)
 天の神に感謝せよ。
            その恵みはとこしえまで。(26節)

 捕囚から帰還できた人たちは、かつて自分たちが、から相続地をいただいた歴史を思い起こし、感謝をしています。「その恵みはとこしえまで」の繰り返しが、彼らのうち震えるような感謝を表しているのではないでしょうか。









posted by さとうまさこ at 10:44| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。