2015年12月04日

Coffee Break詩篇・233 地のすべての王たちは、あなたに感謝しましょう。彼らがあなたの口のみことばを聞0いたからです。(詩篇138篇1節〜8節)



 詩篇138篇〜145篇までは、「ダビデによる」と表題がつく詩になります。(ダビデ起源の詩編を帰還後に編集したためと思われる新実用聖書注解・いのちのことば社)とのことです。

 ダビデによる 

 私は心を尽くしてあなたに感謝します。
 天使たちの前であなたをほめ歌います。
 私はあなたの聖なる宮に向かってひれ伏し、
 あなたの恵みとまことを
 あなたの御名に感謝します。(詩篇138篇1節)

 ここでの天使たちは、聖書の注記として(新改訳聖書)「神々」と訳されています。つまり、異教の神々の前でも、主をほめ歌うと断言しているのです。ダビデが王国を確立するために近隣の国々と幾度も戦いました。国々の神は異教の神です。その戦いの中で、いつも主を見あげ続けていたのです。

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 ダビデは、聖書の中で神に用いられた器として突出しています。聖書の中に出てくる紙数の多さだけではなく、ダビデは事実上イスラエルの王国の確立者でした。神の選びの民として最初に、神の召命を受けたアブラハム、イスラエルの名前を神からいただいたアブラハムの孫ヤコブ、イスラエル民族をエジプトから導き出したモーセ、弱小の部族連合体のようだったカナンのイスラエルを治め、王国を立てる時には、神の声を聞いてサウルとダビデに油を注いだサムエル。大きな名前に値するためには、「神の救いのご計画」のなかで、エポックメイカーとしての役割をはたしていなければなりません。
 ダビデの名が大きいのはイスラエル王国を築いたためですが、その名を不朽のものとしたのは、ダビデの末から救い主がお生まれになったからです。もちろん、それは、神がユダ族のダビデを用いられたということです。

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 あなたは、ご自分のすべての御名のゆえに、
 あなたのみことばを高く上げられたからです。(2節)
 私が呼んだその日に、
 あなたは私に答え、
 私のたましいに力を与えて強くされました。(3節)
 主よ。
 地のすべての王たちは、あなたに感謝しましょう。
 彼らがあなたの口のみことばを聞いたからです。(4節)

 彼らは主の道について歌うでしょう。
 主の栄光が大きいからです。(5節)
 まことに、主は高くあられるが、
 低い者を顧みてくださいます。
 しかし、高ぶる者を遠くから見抜かれます。(6節)
 私が苦しみの中を歩いても、
 あなたは私を生かしてくださいます。
 私の敵の怒りに向かって御手を伸ばし、
 あなたの右の手が私を救ってくださいます。(7節)

 神様は、ダビデを選んだあと、苦難の中で彼を生かし続け、危険の中でも救い出されました。そうして、最終的には、ダビデに不動の玉座を与えてくださったのです。
 しかし、神に召されるというのは、厳しい波乱と試練の人生を送ることでもあり、そこをくぐり抜けるのは、ただ神を信頼する「信仰」だけです。
 結果的に、ダビデは、突出した信仰の人となり、その詩は多くの同信の者たちに,いまだに共感と連帯感を与えているのです。

 主は私にかかわるすべてのことを、
 成し遂げてくださいます。
 主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。
 あなたの御手のわざを捨てないでください。(8節)

 この詩は預言を含んでいます。ダビデは、異教徒の王たちも、やがては「主」に感謝すると確信しています。事実、ダビデの末からお生まれになったキリストの福音は、全世界の人々の希望となっています。






posted by さとうまさこ at 10:44| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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