2016年01月02日

Coffee Break箴言10 他国の女のくちびるは蜂の巣の蜜をしたたらせ、(箴言5章1節〜14節)



 親が子供の将来について心配することは、いつの時代も二つ、仕事と結婚です。仕事は収入源になり、生活を立てていくうえでの土台です。結婚は家族を築いていく基になるのです。現代の家庭で最大の問題である教育費、受験などは、すべてその子の将来の仕事に関わっているからこそ、重大なのです。結婚したくない人が増えているなどと言われますが、そのような話題が大きく取り上げられること自体、結婚の重要さを語っています。ブライダル産業は盛んですし、伝統的なお見合い制度に代って、出会いを提供しようとする「お見合い機関」もたくさんあります。

 確かな仕事に従事し、堅実な結婚生活を築いていくことは、創世記の時代から、神が望んでおられることなのです。
 逆に言えば、人間の幸せな生活が破壊される原因は、この二つのどちらか、または両方のほころびによるのです。失業や低収入、不倫や離婚は家庭を壊す原因になります。運や社会状況と密接な関係のある「仕事」の変調は仕方がない時もあります。けれども、夫婦関係は意志の力で相当かじ取りができるはずなのです。

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 箴言5章は、結婚に危機を招く、不倫、婚外関係について警告しています。

 わが子よ。私の知恵に心を留め、
 私の英知に耳を傾けよ。(箴言5章1節)
 これは、分別を守り、
 あなたのくちびるが知識を保つためだ。(2節)
 他国の女のくちびるは蜂の巣の蜜をしたたらせ、
 その口は油よりもなめらかだ。(3節)

 他国の女とは、元来、「見知らぬ女」との意味。(新実用聖書注解・いのちのことば社)、よその女とか外国の女、売春婦、遊女(口語訳)にまで、意味を広げることができる言葉のようです。いずれにしても、ユダヤ教の価値観とは相容れない女たちです。

 父は男として男の弱点もよくわかっているのです。誘惑するために甘い言葉で言いよって来る女に、男は惑わされます。
 
 しかし、その終わりは苦よもぎのように苦く、
 もろ刃の剣のように鋭い。(4節)
 その足は死に下り、
 その歩みはよみに通じている。(5節)
 その女はいのちの道に心を配らず、
 その道筋は確かでないが、彼女はそれを知らない。(6節)

 不倫の結果は愛を結びません。そもそも結婚できるような関係ではないからです。誘惑する側は、最初から、お金だけが目的だったりします。「(お金や平安を)奪われた男」は、破滅するか、それほどではなくても、人生のパートナーに後ろ暗い秘密を抱くことになります。妻との関係は、当然ギクシャクしてきます。相手が人妻であれば、その夫から、殺される危険もあるのです。

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 子どもらよ。今、私に聞け。
 私の言うことばから離れるな。(7節)
 あなたの道を彼女から遠ざけ、
 その家の門に近づくな。(8節)
 そうでないと、あなたの尊厳を他人に渡し、
 あなたの年を残忍な者に渡すだろう。(9節)
 そうでないと、他国人があなたの富で満たされ、
 あなたの労苦の実は見知らぬ者の家に渡るだろう。(10節)

 最初から誘惑だけが目的の女は、男にお金を運ばせます。自分の家は破たんするのに、遊女は贅沢を楽しむのです。
 やがて、彼女の求めに応じてお金を払うこともできなくなると、捨てられるのです。そのときになって、ほぞを噛んでも遅いのです。
 たぶん、彼は、家庭生活をも失っているでしょう。
 人生のその先に待っているのは孤独の中での「滅び」です。

 そして、あなたの終わりに、
 あなたの肉とからだが滅びるとき、
 あなたは嘆くだろう。(11節)
 そのとき、あなたは言おう。
 「ああ、私は訓戒を憎み、私の心は叱責を侮った。(12節)
 私は私の教師の声に聞き従わず、
 私を教える者に耳を傾けなかった。(13節)
 私は、集会、会衆のただ中で、
 ほとんど最悪の状態であった。」と。(14節)

 このような事例は、けっこうたくさんあったのでしょう。世間を知っている父は、すでに十分この教訓の価値を知っていて、それこそが「神の御心」であると、息子を訓戒しているのです。








posted by さとうまさこ at 10:25| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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