2016年03月02日

Coffee Break箴言・69 金があり、多くの真珠があっても、知識のくちびるが宝の器。(箴言20章13節〜20節)




 眠りを愛してはいけない。さもないと貧しくなる。
 目を開け。そうすればパンに飽き足りる。(箴言20章13節)

 親が子供に対して一番心配するのは、結局、「食い詰めないか」ということではないでしょうか。最近の日本は豊かで社会福祉もまあまあ整っていますから、子供が「稼ぐようになるかどうか」は、あまり心配の種ではないでしょうか。それでも、一流大学へ行かせよう、技能を身に付けさせようと、親は教育費を掛けます。子どもが将来、たしかに「稼ぐ」ことができるためです。
 箴言の時代は、今のような特技や学歴は問題ではなかったのでしょうか。大部分が農業や牧畜の社会では、明日の生活を確かなものにするのは勤勉です。
 日本の民謡にもありました。「小原庄助さん。なんで身上(財産)潰した? 朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上潰した。」(民謡・会津磐梯山より)

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 買う者は「悪い、悪い。」と言うが、
 買ってしまえば、それを自慢する。(14節)

 これは直接的には売買の駆け引きの心理でしょうか。人の手にある間は、ケチをつけて値切るのです。けれども、自分のものになれば自慢の種です。安く買いたたいたのに、他人には、高かったと吹聴するのです。

 金があり、多くの真珠があっても、
 知識のくちびるが宝の器。(15節)

 財産があれば、たしかに一定の「存在感」はあります。でも見え透いた自慢話など、ほんとうに知識のある人には何の意味もありません。
 お金を貸すためにも、知識が必要です。何度も出て来るように、「保証人になってはいけない」 しかし、金を貸すなら抵当を取るのが「知恵」です。相手が女なら情にほだされるかも知れないけれど、それこそ「ワナ」です。神が出生前からイスラエルの士師として決めたおられたサムソンは、女性に弱かったために身を滅ぼしたのです。(士師記13章〜16章)

 他国人の保証人となるときは、その者の着物を取れ。
 見知らぬ女のためにも、着物を抵当に取れ。(16節)

 同時に、手段を選ばす利益を貪ることも警告されています。
 だまし取ってはいけないのです。

 だまし取ったパンはうまい。
 しかし、後にはその口はじゃりでいっぱいになる。(17節)

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 相談して計画を整え、
 すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ。(18節)


 箴言の根本は、知識と知恵を教えることです。神から来る知識が、一番価値があると始めから宣言しています。戦う時はとくに、計画と優れた指揮者が必要です。

 歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。
 くちびるを開く者とは交わるな。(19節)
 自分の父や母をのろう者、
 そのともしびは、やみが近づくと消える。(20節)

 あちこちの人に出歩いてゴシップを流すのは、もっとも「知識のないくちびる」の持ち主です。友人に選ぶと危険です。
 親の悪口を言わないまでも、心ではのろっている人は案外多いのかもしれません。成人したのちも、自分の失敗や挫折や欠点を親や生育環境のせいにする人がいます。不幸なことです。
 反面、親から得たものを余り感謝せずに受け取ります。親の財産を相続できるのは、子供にとって当然のことだからです。
 しかし、それが本当に「当然のことかどうか」、やがてわかってくるのではないでしょうか。

 初めに急に得た相続財産は、
 終わりには祝福されない。(21節)






posted by さとうまさこ at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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