2017年04月20日

エゼキエル書137 わたしは、イスラエルのうちに、ゴグのために墓場を設ける。(エゼキエル書39章1節~13節)



 エゼキエル書39章は、ひきつづきゴグへのさばきの宣告になっています。

 「人の子よ。ゴグに向かって預言して言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。わたしはあなたに立ち向かう。(エゼキエル書39章1節)
 わたしはあなたを引き回し、あなたを押しやり、北の果てから上らせ、イスラエルの山々に連れて来る。(2節)

 ゴグがイスラエルを攻めるのは、主の意思であると念が押されています。侵略者ゴグの意思ではないというのです。
 しかし、この侵略はゴグの勝利のためではないのです。ゴグがイスラエルを滅ぼして世界制覇をできるということではなさそうです。

 あなたの左手から弓をたたき落とし、右手から矢を落とす。(3節)
 あなたと、あなたのすべての部隊、あなたの率いる国々の民は、イスラエルの山々に倒れ、わたしはあなたをあらゆる種類の猛禽や野獣のえじきとする。(4節)
 あなたは野に倒れる。わたしがこれを語るからだ。――神である主の御告げ――(5節)
 わたしはマゴグと、島々に安住している者たちとに火を放つ。彼らは、わたしが主であることを知ろう。(6節)
 わたしは、わたしの聖なる名をわたしの民イスラエルの中に知らせ、二度とわたしの聖なる名を汚させない。諸国の民は、わたしが主であり、イスラエルの聖なる者であることを知ろう。(7節)
 今、それは来、それは成就する。――神である主の御告げ――それは、わたしが語った日である。(8節)

 ここで語られている預言が、エゼキエルの時代の、あるいはそれからもう少し先の時代のいわゆる「世界史」の預言などではないのは、明らかではないでしょうか。終末の日、千年王国の終わりの時(黙示録20章8節)のゴグとマゴグの戦いが預言されているのです。もちろん、強い国ゴグはもともと神の敵です。それをあえてイスラエルに侵入させ、揚句に大敗北をさせるところに、神の物語がある――これは、今、平穏な生活の中にいるクリスチャンにとっては、抵抗がある預言かも知れません。ゴグはゴグの地で滅びてほしい・・・!!
 しかし、それゆえ、イスラエルの民は、「わたしが主であり、イスラエルの聖なる者であることを知ろう。」と言われるのです。

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 イスラエルの町々の住民は出て来て、武器、すなわち、盾と大盾、弓と矢、手槍と槍を燃やして焼き、七年間、それらで火を燃やす。(9節)
 彼らは野から木を取り、森からたきぎを集める必要はない。彼らは武器で火を燃やすからだ。彼らは略奪された物を略奪し返し、かすめ奪われた物をかすめ奪う。――神である主の御告げ――(10節)

 倒れた敵は、多くの武具を残しています。盾と大盾、弓と矢、手槍と槍の数があまりにも多いので、イスラエルの民はもはやたきぎを集める必要さえないのです。もちろん、彼らに略奪された物も、その時に取り返すことができます。

 その日、わたしは、イスラエルのうちに、ゴグのために墓場を設ける。それは海の東の旅人の谷である。そこは人が通れなくなる。そこにゴグと、そのすべての群集が埋められ、そこはハモン・ゴグの谷と呼ばれる。(11節)
 イスラエルの家は、その国をきよめるために、七か月かかって彼らを埋める。(12節)


 イスラエルの家は神に逆らう敵を埋葬する役割も行います。そのために、7カ月を要することが記されています。敵の埋葬は、イスラエルの地を清めるためです。埋葬が完了したとき、神の栄光が現わされるのです。

 その国のすべての民が埋め、わたしの栄光が現わされるとき、彼らは有名になる。――神である主の御告げ――(13節)







posted by さとうまさこ at 10:31| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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