2017年05月16日

エゼキエル書159 神殿から流れ出る水(エゼキエル書47章1節〜12節)


 
 彼は私を神殿の入口に連れ戻した。見ると、水が神殿の敷居の下から東のほうへと流れ出ていた。神殿が東に向いていたからである。その水は祭壇の南、宮の右側の下から流れていた。(エゼキエル書47章1節)

 エゼキエルは、御使いによって、未来の(千年王国における)エルサレムに連れて行かれ、新しい神殿(第四神殿)を見せられます。神殿の間取り、各部分のサイズ、そこで行なわれる祭祀儀礼、祭司への戒め、ささげ物規定などが、改めて確認され、いわば「正しい」礼拝が教え直されています。それは、イスラエル民族が神と契約を結んで、神の民として歩みだしたときに教えられた神との関係が正されている、その預言かと思われます。
 その非常に厳格な、神殿の描写と礼拝の秩序は、すばらしいのですが、今の、私には、なんとか、理解はしても、飲み込むのは難儀と言えるような聖書箇所でした。
 けれども、47章は一転、生き生きと動きのある場面が、展開します。
 エルサレム神殿から流れ出る水が、次第に集まり、大きな流れとなり、エゼキエルは、御使いによって、流れの中に導き入れられるのです。

 ついで、彼は私を北の門から連れ出し、外を回らせ、東向きの外の門に行かせた。見ると、水は右側から流れ出ていた(2節)。
 その人は手に測りなわを持って東へ出て行き、一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、それは足首まであった。(3節)

 流れは神殿の東の玄関から出て、東の方向に流れていたのです。手に測り棒を持った御使いは、その流れについて出て行ったのです。そして、1千キュビト(500メートル余り)のところで、エゼキエルに流れを渡らせたのです。その時、水は足首まであったのです。

 彼がさらに一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、水はひざに達した。彼がさらに一千キュビトを測り、私を渡らせると、水は腰に達した。(4節)

 次の1千キュビト下流で、もう一度流れに入ると、流れは腰に達していました。

 彼がさらに一千キュビトを測ると、渡ることのできない川となった。水かさは増し、泳げるほどの水となり、渡ることのできない川となった。(5節)

 そして、三度目には、流れは深く、泳げるほどの水となったのです。

★★★★★

 彼は私に、「人の子よ。あなたはこれを見たか。」と言って、私を川の岸に沿って連れ帰った。(6節)
 私が帰って来て見ると、川の両岸に非常に多くの木があった。(7節)

 これは、とても具体的な美しい情景です。水が流れ、川になった両岸には、非常に多くの木が生えていたのです。
 これを、エゼキエルに見せた御使いは、続けます。

 彼は私に言った。「この水は東の地域に流れ、アラバに下り、海にはいる。海に注ぎ込むとそこの水は良くなる。(8節)

 ウィキペディアから
 アラバはアラバの谷(あらばのたに、英語: Arabah Valley)はヨルダン地溝帯(Jordan Rift Valley)の一部で、ガリラヤ湖南部から死海を経てアカバ湾までに達する谷である。イスラエルとヨルダンの国境になっている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%90%E3%81%AE%E8%B0%B7

★★★★★

 エルサレムの東側に流れ出た水はヨルダン川に合流したのか、新しい川が生まれていたのか、いずれにしてもヨルダン渓谷沿いに南のアカバ湾に注ぎこんでいたのです。
 これはもちろん、川が再生したというだけにとどまりません。じつに美しい豊かな世界が生まれていたのです。
 神殿から流れ出した水は、神の命の水だから当然です。いえ、神殿は、このように、いのちの水を生み出すところだということが、改めて記されているのでしょう。胸がドキドキと高鳴って、茫然と見とれるような光景が広がっている箇所です。

 この川が流れて行く所はどこででも、そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。この水がはいると、そこの水が良くなるからである。この川がはいる所では、すべてのものが生きる。(9節)
 漁師たちはそのほとりに住みつき、エン・ゲディからエン・エグライムまで網を引く場所となる。そこの魚は大海の魚のように種類も数も非常に多くなる。(10節)
 しかし、その沢と沼とはその水が良くならないで、塩のままで残る。(11節)
 川のほとり、その両岸には、あらゆる果樹が生長し、その葉も枯れず、実も絶えることがなく、毎月、新しい実をつける。その水が聖所から流れ出ているからである。その実は食物となり、その葉は薬となる。(12節)








posted by さとうまさこ at 10:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。