2017年09月12日

ヨエル書4 主の日に、預言者は叫ぶ(ヨエル書2章1節〜11節)



 イナゴの大群が外敵の侵入に例えられているのです。

  シオンで角笛を吹きならし、
  わたしの聖なる山でときの声をあげよ。
  この地に住むすべての者は、わななけ、
  主の日が来るからだ。その日は近い。(ヨエル書2章1節)

 シオンは、神の都、神殿のある場所――エルサレムのことです、そこで角笛を吹きならせというのは、イスラエルの民に対する本当に大きな事件を告げ知らせるためです。たしかに、「主の日が近い」という朗報は、神の国イスラエルの歴史の大きな結末を告げ知らせることです。しかし、その道は平たんではありません。

  やみと、暗黒の日。
  雲と、暗やみの日。
  山々に広がる暁の光のように数多く強い民。
  このようなことは昔から起ったことがなく、
  これから後の代々の時代にも再び起こらない。(2節)

 闇の中に沈んでいた山々が、暁の光を受けてその稜線が立ち上がるように、数多く強い民がイスラエルを襲いつくします。

  彼らの前では、火が焼きつくし、
  彼らのうしろでは、炎がなめ尽くす。
  彼らの来る前には、
  この国はエデンの園のようであるが、
  彼らの去ったあとでは、荒れ果てた荒野となる。
  これからのがれるものは一つもない。(3節)

 異国・アッシリヤの凶暴な軍隊に蹂躙される様子が、容赦なく語られています。

  その有様は馬のようで、
  軍馬のように、駆け巡る。(4節)
  さながら戦車のきしるよう、
  彼らは山々の頂をとびはねる。
  それは刈り株を焼きつくす火の炎の音のよう。
  戦いの備えをした強い民のようである。(5節)

 これらの描写も、「イスラエルの山々から降りて来てとびはねる」いなごの姿を借りて、強い敵の侵略の有様が描写されています。

  その前で国々の民はもだえ苦しみ、
  みなの顔は青ざめる。(6節)
  それは勇士のように走り、
  戦士のように城壁をよじのぼる。
  それぞれ自分の道を進み、進路を乱さない。(7節)
  互いに押しあわず、
  めいめい自分の大路を進んで行く。
  投げやりがふりかかっても、止まらない。(8節)
  それは町を襲い、城壁の上を走り、
  家々によじのぼり、
  盗人のように窓から入り込む。(9節)

★★★★★

 しかし、11節では、いなごの大軍の描写が、主の日の描写と重ねあわされています。(新実用聖書注解・いのちのことば社P1173)

  その面前で地は震い、天は揺れる。
  太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。(10節)
  主は、ご自身の軍勢の先頭に立って、
  声を上げられる。
  その隊の数は非常に多く、
  主の命令を行う者は力強い。

 預言者ヨエルは、感極まって叫んでいます。

  主の日は偉大で、非常に恐ろしい。
  だれがこの日に耐えられよう。(11節)









posted by さとうまさこ at 11:49| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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