2017年09月20日

ヨエル書10 見よ。わたしがユダとエルサレムの繁栄を元どおりにする、(ヨエル書2章28節〜32節)



  見よ。わたしがユダとエルサレムの
  繁栄を元どおりにする、その日、その時、(ヨエル書3章1節)
  わたしはすべての国民を集め、
  彼らをヨシャバテの谷に連れ下り、その所で、
  彼らがわたしの民、
  わたしのゆずりの地イスラエルにしたことで、
  彼らをさばく。


 イスラエルが国崩壊の憂き目に遭ったのは、元はといえば、彼らが自分たちの主を裏切ったからです。夫を裏切る妻のように姦淫を繰り返し、みずから、主の愛を拒んだからです。外国の脅威に対抗するために主に拠り頼まず、自分たちの知恵で動き、世俗的な功利主義や卑屈な外交で、国を売り渡して行ったのです。
 その意味においては、残虐で知られた強国アッシリヤでさえ、神に用いられたと言えるかもしれません。(U列王記17章1節〜18節) 
 神は、イスラエルの人々に、彼らの偶像礼拝について何度となく警告を繰り返しておられたのです。(同7節〜15節)

 それでも、ヨエルに命じて神は希望に満ちた預言を語らせておられます。
 彼らがもう一度「きよめの集会」を持って主、神の前に悔改めたとき、その後、すべての人に霊を注いで預言できるようにして下さるのです。つまり、預言者など神が召された一部の人々の指導に従うしかなかった人々の盲を拓かせて、イスラエルの民を一段と高い霊的存在者に作りかえて下さるというのです。
 そして、ユダとイスラエルの繁栄を元どおりにして下さり、ご自分の民を苦しめた人々をヨシャバテの谷に連れて行って、彼らをさばくと仰せなのです。

 ヨシャバテの谷は、エルサレムとオリーブ山との間の谷と同一視され、新約聖書ではゲデロンの谷として知られている。(新実用聖書注解・いのちのことば社p1177)

★★★★★

  彼らはわたしの民を諸国の民の間に散らし、
  わたしの地を自分たちの間で分け取ったからだ。(2節)
  彼らはわたしの民をくじ引きにし、
  子どもを遊女のために与え、
  酒のために少女を売って飲んだ。(3節)

 主は、彼らを「異邦人で偶像礼拝者だからさばく」と、仰せではないことに注目する必要があるでしょう。主は、とりあえず偶像礼拝者を、見過ごされようとしてきました。しかし、そうではなくて、彼らが人間としてしてはならないことをした、その行為のためにさばかれるのです。
 アッシリヤは、イスラエルの民を、ゆえなく本来の居住地から引きはがし、遠くの地に離散させし、カナンを自分たちで取ったのです。それは、神が、ご自身の救いのご計画の中でイスラエルに与えた土地でした。
また、占領者は、人として許されないことをしました。子どもや少女を売ったのです。その理由は、遊女を買う金のためであり、酒を飲むためでした。





 
posted by さとうまさこ at 10:51| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする