2017年04月17日

エゼキエル書134 人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して言え(エゼキエル書38章1節~9節)



 エゼキエル書の預言は、時間的にも空間的にも、もちろん霊的にもとても大きな広がりを持つ世界の出来事に及んでいます。たんに捕囚の民が祈念するイスラエルの回復だけではなく、いつかお出でになるダビデの末――メシヤが下さる「平和の契約(37章26節)」で、新約時代の到来にも言及されています。
 ところが、預言はそこでおしまいにならないのです。

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 さらに、私に次のような主のことばがあった。(エゼキエル書38章1節)
 「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、(2節)
 言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。(3節)

 メシェクやトバル、マゴグは、創世記10章2節3節にノアの息子ヤベデの子孫として、名前が挙がっています。また、黙示録では、20章に「地の四方にある諸国の民」として、出てきます。イスラエルに敵対したイスラエルの周辺の地よりもっと広い世界の未知の民の代名詞ではないかと思うのです。(新実用聖書注解・いのちのことば社によると、メシェクとトバルは、小アジヤ地方のことです。)
 これは、イスラエルを取り囲む地方の王への預言となっています。
 神が、これらの国々に立ち向かうと仰せなのです。

 わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ(4節)。

 しかし、神が「立ち向かう」のは、これらの国々を直ちに滅ぼされるためではなさそうです。むしろ、出陣命令です。

 ペルシヤとクシュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。(5節)
 ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。(6節)
 備えをせよ。あなたも、あなたのところに集められた全集団も備えをせよ。あなたは彼らを監督せよ。(7節)

 これは、終末(黙示録)を知らなければ意味が解らないような箇所です。
 ゴグ、マゴグを中心とする多くの国々が、なんと、終わりの年に一つの国に侵入するというのです。それが、イスラエルであることまで明言されています。

 多くの日が過ぎて、あなたは命令を受け、終わりの年に、一つの国に侵入する。その国は剣の災害から立ち直り、その民は多くの国々の民の中から集められ、久しく廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。その民は国々の民の中から連れ出され、彼らはみな安心して住んでいる。(8節)
 あなたは、あらしのように攻め上り、あなたと、あなたの全部隊、それに、あなたにつく多くの国々の民は、地をおおう雲のようになる。(9節)







posted by さとうまさこ at 10:56| Comment(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする